賞状の書きかた 表彰状・感謝状などの書風はどのように表現すべきか 中本白洲
2014年08月03日
[毛筆の書き方]
書状状を書くためには、2つの技術が求められます。
①毛筆で細字を書く技術。
②賞状をバランスよくレイアウトする技術。
です。
②のレイアウトの技術の方は、基本的な賞状作成のルールさえマスター
すればOKです。
ここでは賞状の書き方でなく、賞状や感謝状を書くときの
書風はどのように表現すべきかについて
紹介します。(上級向けです)
ところで、賞状作成には
楷書体を用いるのが一般的です。
では楷書体で書く場合、どのような書風が
賞状に適すかです。
ここに 『賞状』の2文字を事例としてす。
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≪例 1 ≫(バランすのとれた 美しい楷書体です)
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≪例2≫ (楷書体 その2)
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あなたはどちらが賞状として、重みや重厚感、
高級感が感じられますか。
又額に入れて飾ったとき、贈呈者の威厳が
どちらが表現できていますか?
答えは
≪例2≫の下記書体です。
です。
この様に、同じ賞状を楷書体で書くにしても
格調高い、威厳と権威のある賞状にするには
賞状に向いた楷書体(書風)の書き方があるということです。
わたくし、中本白洲は10年以上の歳月を費やして
後世、永遠に、法人の皆様がご利用いただける様に
賞状専用フォントを作りました
賞状のための書風で約外字を含め
1万文字を、『賞状向けの書風』にて揮毫して
次工程のデータ化を白洲自身で行い
フォントとして商品を制作致しました
この商品作りにたずさわった時間を
考えます製作費は1億円をはるかに
超えています。
下記URLにて『NSK白洲賞状書体』が紹介されています。
https://www.ensk.co.jp/
こちでは賞状書体の特長を紹介しています
白洲賞状専用フォントです。
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ブログをご覧くださっている皆さん
ペン字に関して取り上げてほしいことがありましたら
から連絡ください。順次回答します。
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