1948年8月6日 愛媛県松山市畑里生まれ。
石橋犀水に師事し、書道家として活躍。毛筆フォント開発も多数手掛け、海外でも作品が紹介されるなど、日本のみならず世界に書を発信し続けている。
書道家の草分け的存在として、NHK教育テレビ「100分で名著」への出演4回をはじめ、テロップや題字の揮毫、テレビ番組や雑誌への掲載など、メディアでも活躍。
また、書の表現を生かした酒ラベルの揮毫や、社会貢献として多忙な社会人が手軽に独学学習可能なペン字学習ソフトの開発などにも努め、近年はSNSを活用した無料学習動画の発信による日本書道文化の普及に力を入れている。さらに、他分野の大学教授と動画コラボにより、将来を担う学生や若い人々にとって「書」がより身近に感じられるよう、日々考察・発信している。
主な経歴と
開発したフォント
1970年6月 | 日本書技研究所として書道指導スタート |
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1971年8月 | 毛筆に係わる筆耕サービスの開始 |
1980年4月 | 日本書道藝術院(院長:大渓洗耳)にて篆刻講座担当 |
1997年7月 | 株式会社リコーと毛筆フォント製作の依頼により字母の揮毫開始 |
1998年9月 | 株式会社リコーより初版にHG白洲毛筆太楷書を発表 |
1999年8月 | マイクロソフト社との業務提携のため株式会社に変更して㈱日本書技研究所に改名 |
2000年8月 | 株式会社日本書技研究所の創立 |
2001年11月 | 株式会社紀伊国屋書店にて中本白洲揮毫の「筆文字鏡」刊行、株式会社エーアイ・ネットにてデータ化 。約7万文字を1年で揮毫する |
2002年4月 | マイクロソフト社はがきスタジオソフト提供で提携 |
2002年8月 | NSK毛筆フォント制作部門の設置と開発着手 |
2003年7月 | 自社開発NSK白洲賞状書体を初版として発表 |
2003年9月 | NSK白洲毛筆行草書体フォント発表 |
2003年12月 | NSK白洲毛筆太楷書体フォント発表 |
2004年4月 | 自社開発NSK白洲賞状書体を初版として発表 NSK白洲手本ペン行草体フォント発表 NSK白洲手本ペン字楷書体体フォント発表 NSK白洲毛筆宛名楷書体フォント発表 |
2004年6月 | 武蔵システムとNMフォントの共同開発スタート |
2004年10月 | NM白洲毛筆行書体フォント・武蔵システムと共同開発 NM白洲隷書体フォント・武蔵システムと共同開発 |
2005年1月 | NM美由樹楷書体フォント・武蔵システムと共同開発 |
2005年2月 | NM白洲欧陽詢楷書体フォント・武蔵システムと共同開発 |
2006年4月 | NM小山行書・武蔵システムと共同開発 |
2007年4月 | NM白洲顔眞卿楷書体フォント・武蔵システムと共同開発 NM白洲欧陽詢楷書体フォント・武蔵システムと共同開発 NM北田竹邨毛筆書体体フォント・武蔵システムと共同開発 |
2011年1月 | NSK高野切第一種かな専用フォント発表 NSK高野切第三種かな専用フォント発表 NSK和漢朗詠行成かな専用フォント発表 |
2014年1月 |
教育テレビ(Eテレ)『100分で名著』 『風姿花伝』、白洲が世阿弥に扮して着物、素襖(すおう)をまとい、風姿花伝の『名言』を揮毫していく様子が紹介された |
2014年4月 |
教育テレビ(Eテレ)『100分で名著』 万葉集 檀ふみ朗読、万葉集の「解説」番組 テロップの万葉集を白洲が揮毫 |
2014円11月 |
教育テレビ(Eテレ)『100分で名著』 「菜根譚」「逆境」の生き方が数多く示されている。ドラマで使われる色紙を中本白洲が揮毫 |
2015円1月 |
教育テレビ(Eテレ)スペシャル番組に使用される 座談会「行燈」タイトル『100分de,日本人論』の揮毫 |
2019年9月 | NSK白洲願法告身帖書体フォントの発売 |
2020年10月 | NSK白洲写経体フォントの発売 |
2021年4月 | NSK白洲真楷書体フォントの発売 |
2021年12月 | NSK白洲隷書体フォントの発売 |
2024年6月 | NSK白洲行書体フォント(完成発売予定) |
その他の活動
お酒ラベルの主な揮毫作品
- 諭吉泣かせ [大分]
- 蔵の声 [新潟]
- 越乃花霞 [新潟]
- 蔵の光 [新潟]
- 雪華寒中梅 [新潟]
- 冬将軍 [新潟]
- 船岡山 [新潟]
- 山鶴 [奈良]
- 長者盛 [新潟]
- 蔵の心 [新潟]
- こんこん [宮城]
- 蔵の音 [新潟]
- ふくふく [宮城]