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- 年賀状の書き方の基本
- ① 文頭に「謹賀新年」などの賀詞を大きく書き。
- (全体の美的バランスを考える)
- 一言の添え書きは、小さめの字で短くまとめましょう。
- ② 無事の越年を喜ぶ言葉・日頃のお付き合いへの感謝・近況報告などを簡潔に書きましよう。
- ③ 今後の指導や変わらぬ親交を願います。
- ④ 相手の健康・幸福や繁栄を祈ります。
- ⑤ 日付は年号から書きます。西暦、干支で表記でもかまいません。
年賀状の基本構成
- ① 賀詞(新年の挨拶)
- ② 昨年お世話になったことへの御礼
- ③ 新年のお付き合いを願い、相手の健康や繁栄を祈る言葉
- ④ 年号・月日 …… 「平成○年元旦」「二○○○年一月」「平成○年一月一日」干支で表記など
- ⑤ 添え書き(一言添える場合は、印刷であっても、出来るかぎり手書きで)
- 差出人の氏名、住所、郵便番号、(電話番号)メールアドレスを記していますと
- より親切です。
- 最近は是非メールアドレス等記しておくと、より親密で良いと思います。
年賀状の文例
文例1
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り誠にありがとうございます。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
皆様にとりまして幸多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
二○○○年 元旦
文例2
謹んで新春のご祝詞を申し上げます
昨年中は何かとお世話になりありがとうございました。
本年も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
ご家族の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
平成29年 一月一日
年賀状(ビジネス)
文例1
謹賀新年
旧年中は格別のご厚誼にあずかり厚く御礼申し上げます。
本年も倍旧のご支援ご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
2017年 元旦
文例2
新春を寿ぎ謹んでご挨拶申し上げます
旧年中はひとかたならぬご高配にあずかり厚く御礼申し上げます。
本年も社員一丸となり、より一層精進してまいりたいと存じております。
何卒変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
平成29年 元旦
干支(えと)とは?
2017年(平成29年)は酉年(とり年)ですが、「干支は酉・とり」というのは正しくありません。
「干支(えと)」とは、正確には「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせです。
2017年の場合、十干は「丁(ひのと・てい)」、十二支はご存知の「酉(とり・ゆう)」なので、干支は「丁酉(ひのととり・ていゆう)」となります。
< 十干(じっかん) >
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
< 十二支(じゅうにし) >
干支(えと)の「支」は「十二支」のことで、以下の12種類です。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
< 日本語の読み >
- 子:ね
- 丑:うし
- 寅:とら
- 卯:う
- 辰:たつ
- 巳:み
- 午:うま
- 未:ひつじ
- 申:さる
- 酉:とり
- 戌:いぬ
- 亥:い
揮毫見本
中本白洲揮毫見本
賀詞の種類 年頭の挨拶には、さまざまな賀詞がありますが、失礼がないよう、送る相手を考えて賀詞を使用しましょう。
賀詞いろいろ
「献春」「賀正」「頌春」「迎春」など、漢字一文字・二文字の賀詞は、目上の人から目下の人へ新年を祝う意味で使われることが多いようなので注意しましょう。
目上の人への年賀状には、つつしんだ気持ちやへりくだった意味の文字・言葉を含んだ四文字の賀詞や文章の賀詞を用いましょう。
< 間違てえいる表現 >
間違て使ってしまっている年賀状の間違いはこちら。
×「新年明けましておめでとう」
○「明けましておめでとうございます」
「新年」と「明けまして」の意味が重複しています。
×「○○年 一月元旦」
○「○○年 元旦」
元旦は1月1日の朝という意味なので重複表現となります。
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