③筆の構え方/筆の持ち方
筆の構え方、持ち方はボールペンやサインペンとは違い、
姿勢、筆の構え方、持ち方は大切な要素です。
ここでは筆文字を書くときの基本である姿勢、
筆の構え方、持ち方についてご説明します。
筆の構え方
③筆の構え方/筆の持ち方
筆の構え方、持ち方はボールペンやサインペンとは違い、
姿勢、筆の構え方、持ち方は大切な要素です。
ここでは筆文字を書くときの基本である姿勢、
筆の構え方、持ち方についてご説明します。
筆の構え方
よく物事が上手になることを「腕を上げる」と言います。
書道が上達することを指す。
筆の構えがいかに大事かということがわかります。
書道の構え方において重要なのは、肩の力を抜き自然に構えることです。
腕法(わんぽう)と呼ばれる腕を構える方法にもいくつかの種類があり、
一般的なものとして
①懸腕法
②提腕法
③枕腕法
というものがあります。
懸腕法(けんわんほう)
肘(ひじ)を机につかないよう浮かせて書く方法。
わきを明け、肩の筋肉を使って外側に肘を広げます。
ひじや手首を固定しないことにより、
骨盤より上から体全体を使って、ダイナミックな運筆ができます。
漢字半紙課題などこの手法を使い。後の記述の様の双鉤法(そうこうほう)《2本がけ》
提腕法(ていわんほう)
ひじは軽く紙の上に置きすべるように書きます。
細字やかなを書く時などの筆法です。
懸腕法に比べて支えがあるため、
筆が安定しやすいというメリットがあります。
枕腕法(ちんわんほう)
枕腕法の「枕」とは「まくら」のこと。
左手の甲を枕のようにして右手首をのせ
左手と一緒に動かしながら揮毫します。
筆を「枕」を使い固定する構え方なので
、筆先が安定して、細かい文字などを書く方法です。
筆の持ち方
筆の持ち方にも方法があります。
単鉤法(たんこうほう)
双鉤法(そうこうほう)
大きく分けると指二本をで持つ単鉤法(たんこうほう)と 、
指三本を使って持つ双鉤法(そうこうほう)とがあります。
双鉤法(そうこうほう)、2本がけとも言います。
単鉤法(たんこうほう)
親指と人差し指で筆の軸を軽く持ちます。筆に中指、薬指、
小指を軽く添えます。指が3本かかるので細かい文字を
書くのに適していて、枕腕法や提腕法などの
腕法とあわせることで筆が安定します。
「単鉤法」という難しい名前ですが、
指の置き方などを見ますと、
鉛筆やボールペンなどを使う
際の持ち方に似ています。
鉛筆持ちに近いので、
筆が斜めに倒れないように注意が必要です。
双鉤法(そうこうほう)
筆の軸に人差し指と中指を筆の前に持ってきて、
中指と薬指で筆を支える形となります
私は、大筆も小筆も両方とも双鉤法です。
筆をしっかり持つことができるので、
安定した線が書けます。
始めての方には、安定した線を習得するためにも、
双鉤法をおすすめします。
どちらの持ち方にした場合でも筆は必ず
紙と垂直になるように構えることが重要です。
鉛筆持ちのように斜めに持ってしまうと、
側筆の、のっぺりとした浅い線になり、
筆の動きの自由度も少なくなります。
筆を垂直に持ち、手首は使わず、腕全体、
腰から上で字を書くように心がけてください。
廻腕法(かいわんほう )
腕法の一。親指と他の4指の先で筆管をつまみ持つ執筆法で
特殊な腕の構え方。
親指と人差指との上を水平にし、指頭に力を集中し、
筆が体の正面にくるようにする。わが国では、
明治の初め楊守敬(ようしゅけい、明治13年42才の時、
清の駐日大使の随員として来日)によって伝えられた。
日下部鳴鶴がこの法を用いていたことは有名。
書道の三要素
書道には書き方として重要な
① 筆法(ひっぽう)、
② 筆意(ひつい)、
③ 筆勢(ひっせい)
の3大要素があります。
書道とは、筆法に従って筆意を持って筆勢に表すこと、
と言えます。
筆法(ひっぽう)
筆法とは文字を書くときの基本やきまり事など、
書道の方法論のことを指します。
筆法にはその他に下筆の方法、点・画の組み立て方、
中心線の書き方、縦線、横線の間隔、
偏や旁の書き方などがあります。
筆意(ひつい)
筆意とはどんな感じに書くか、どのように表現するかなど、
文字を書く人が書道に込める感情や
気持ちのことを言います。
この筆意という部分が、
書く人の「意」が込められるのです。
筆勢(ひっせい)
文字の形や墨のにじみ、かすれ具合や作品の勢いなどの
個性や特色のことを筆勢といいます。
いうなれば、筆の技術が表れる部分です。
いかにして自分の感情を筆に載せるか、
そこが書道の表現の本意と思います。
お仕事など多忙で教室に参加が困難な方は
下記、『美漢字ノート』をご利用ください
ペン字の基本から丁寧な。動画解説
ペン字学習の基本偏、ペン字学習実用偏、ペン字応用編などと
ステップに合わせて学習が出来ます。
よく物事が上手になることを「腕を上げる」と言います。
書道が上達することを指す。
筆の構えがいかに大事かということがわかります。
書道の構え方において重要なのは、肩の力を抜き自然に構えることです。
腕法(わんぽう)と呼ばれる腕を構える方法にもいくつかの種類があり、
一般的なものとして
①懸腕法
②提腕法
③枕腕法
というものがあります。
懸腕法(けんわんほう)
肘(ひじ)を机につかないよう浮かせて書く方法。
わきを明け、肩の筋肉を使って外側に肘を広げます。
ひじや手首を固定しないことにより、
骨盤より上から体全体を使って、ダイナミックな運筆ができます。
漢字半紙課題などこの手法を使い。後の記述の様の双鉤法(そうこうほう)《2本がけ》
提腕法(ていわんほう)
ひじは軽く紙の上に置きすべるように書きます。
細字やかなを書く時などの筆法です。
懸腕法に比べて支えがあるため、
筆が安定しやすいというメリットがあります。
枕腕法(ちんわんほう)
枕腕法の「枕」とは「まくら」のこと。
左手の甲を枕のようにして右手首をのせ
左手と一緒に動かしながら揮毫します。
筆を「枕」を使い固定する構え方なので
、筆先が安定して、細かい文字などを書く方法です。
筆の持ち方
筆の持ち方にも方法があります。
単鉤法(たんこうほう)
双鉤法(そうこうほう)
大きく分けると指二本をで持つ単鉤法(たんこうほう)と 、
指三本を使って持つ双鉤法(そうこうほう)とがあります。
双鉤法(そうこうほう)、2本がけとも言います。
単鉤法(たんこうほう)
親指と人差し指で筆の軸を軽く持ちます。筆に中指、薬指、
小指を軽く添えます。指が3本かかるので細かい文字を
書くのに適していて、枕腕法や提腕法などの
腕法とあわせることで筆が安定します。
「単鉤法」という難しい名前ですが、
指の置き方などを見ますと、
鉛筆やボールペンなどを使う
際の持ち方に似ています。
鉛筆持ちに近いので、
筆が斜めに倒れないように注意が必要です。
双鉤法(そうこうほう)
筆の軸に人差し指と中指を筆の前に持ってきて、
中指と薬指で筆を支える形となります
私は、大筆も小筆も両方とも双鉤法です。
筆をしっかり持つことができるので、
安定した線が書けます。
始めての方には、安定した線を習得するためにも、
双鉤法をおすすめします。
どちらの持ち方にした場合でも筆は必ず
紙と垂直になるように構えることが重要です。
鉛筆持ちのように斜めに持ってしまうと、
側筆の、のっぺりとした浅い線になり、
筆の動きの自由度も少なくなります。
筆を垂直に持ち、手首は使わず、腕全体、
腰から上で字を書くように心がけてください。
廻腕法(かいわんほう )
腕法の一。親指と他の4指の先で筆管をつまみ持つ執筆法で
特殊な腕の構え方。
親指と人差指との上を水平にし、指頭に力を集中し、
筆が体の正面にくるようにする。わが国では、
明治の初め楊守敬(ようしゅけい、明治13年42才の時、
清の駐日大使の随員として来日)によって伝えられた。
日下部鳴鶴がこの法を用いていたことは有名。
書道の三要素
書道には書き方として重要な
① 筆法(ひっぽう)、
② 筆意(ひつい)、
③ 筆勢(ひっせい)
の3大要素があります。
書道とは、筆法に従って筆意を持って筆勢に表すこと、
と言えます。
筆法(ひっぽう)
筆法とは文字を書くときの基本やきまり事など、
書道の方法論のことを指します。
筆法にはその他に下筆の方法、点・画の組み立て方、
中心線の書き方、縦線、横線の間隔、
偏や旁の書き方などがあります。
筆意(ひつい)
筆意とはどんな感じに書くか、どのように表現するかなど、
文字を書く人が書道に込める感情や
気持ちのことを言います。
この筆意という部分が、
書く人の「意」が込められるのです。
筆勢(ひっせい)
文字の形や墨のにじみ、かすれ具合や作品の勢いなどの
個性や特色のことを筆勢といいます。
いうなれば、筆の技術が表れる部分です。
いかにして自分の感情を筆に載せるか、
そこが書道の表現の本意と思います。
お仕事など多忙で教室に参加が困難な方は
下記、『美漢字ノート』をご利用ください
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ペン字学習の基本偏、ペン字学習実用偏、ペン字応用編などと
ステップに合わせて学習が出来ます。
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