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書道入門 横画、縦画の筆法を解説します。

2015年05月02日 
[未分類][毛筆の書き方]

③筆の構え方/筆の持ち方

筆の構え方、持ち方はボールペンやサインペンとは違い、

姿勢、筆の構え方、持ち方は大切な要素です。

ここでは筆文字を書くときの基本である姿勢、

筆の構え方、持ち方についてご説明します。

筆の構え方

 ③筆の構え方/筆の持ち方

筆の構え方、持ち方はボールペンやサインペンとは違い、

姿勢、筆の構え方、持ち方は大切な要素です。

ここでは筆文字を書くときの基本である姿勢、

筆の構え方、持ち方についてご説明します。

筆の構え方

よく物事が上手になることを「腕を上げる」と言います。

書道が上達することを指す。

筆の構えがいかに大事かということがわかります。

書道の構え方において重要なのは、肩の力を抜き自然に構えることです。

腕法(わんぽう)と呼ばれる腕を構える方法にもいくつかの種類があり、

一般的なものとして

①懸腕法

②提腕法

③枕腕法

というものがあります。

懸腕法(けんわんほう)

肘(ひじ)を机につかないよう浮かせて書く方法。

わきを明け、肩の筋肉を使って外側に肘を広げます。

ひじや手首を固定しないことにより、

骨盤より上から体全体を使って、ダイナミックな運筆ができます。

漢字半紙課題などこの手法を使い。後の記述の様の双鉤法(そうこうほう)《2本がけ》

提腕法(ていわんほう)

ひじは軽く紙の上に置きすべるように書きます。

細字やかなを書く時などの筆法です。

懸腕法に比べて支えがあるため、

筆が安定しやすいというメリットがあります。

枕腕法(ちんわんほう)

枕腕法の「枕」とは「まくら」のこと。

左手の甲を枕のようにして右手首をのせ

左手と一緒に動かしながら揮毫します。

筆を「枕」を使い固定する構え方なので

、筆先が安定して、細かい文字などを書く方法です。

筆の持ち方

筆の持ち方にも方法があります。

単鉤法(たんこうほう)

 

双鉤法(そうこうほう)

大きく分けると指二本をで持つ単鉤法(たんこうほう)と 、

指三本を使って持つ双鉤法(そうこうほう)とがあります。

双鉤法(そうこうほう)、2本がけとも言います。

単鉤法(たんこうほう)

001

単鉤法(たんこうほう)

親指と人差し指で筆の軸を軽く持ちます。筆に中指、薬指、

小指を軽く添えます。指が3本かかるので細かい文字を

書くのに適していて、枕腕法や提腕法などの

腕法とあわせることで筆が安定します。

「単鉤法」という難しい名前ですが、

指の置き方などを見ますと、

鉛筆やボールペンなどを使う

際の持ち方に似ています。

鉛筆持ちに近いので、
筆が斜めに倒れないように注意が必要です。

双鉤法(そうこうほう)

003

双鉤法(そうこうほう)、2本がけとも言います。

筆の軸に人差し指と中指を筆の前に持ってきて、

中指と薬指で筆を支える形となります
私は、大筆も小筆も両方とも双鉤法です。
筆をしっかり持つことができるので、

安定した線が書けます。

始めての方には、安定した線を習得するためにも、

双鉤法をおすすめします。
どちらの持ち方にした場合でも筆は必ず

紙と垂直になるように構えることが重要です。
鉛筆持ちのように斜めに持ってしまうと、

側筆の、のっぺりとした浅い線になり、
筆の動きの自由度も少なくなります。

筆を垂直に持ち、手首は使わず、腕全体、

腰から上で字を書くように心がけてください。

廻腕法(かいわんほう )

腕法の一。親指と他の4指の先で筆管をつまみ持つ執筆法で

特殊な腕の構え方。

親指と人差指との上を水平にし、指頭に力を集中し、

筆が体の正面にくるようにする。わが国では、

明治の初め楊守敬(ようしゅけい、明治13年42才の時、

清の駐日大使の随員として来日)によって伝えられた。

日下部鳴鶴がこの法を用いていたことは有名。

日下部鳴鶴写真

日下部鳴鶴の揮毫している姿です。これが廻腕法です。

IMG_5732

廻腕法(かいわんほう )

書道の三要素

書道には書き方として重要な

① 筆法(ひっぽう)、

② 筆意(ひつい)、

③ 筆勢(ひっせい)

の3大要素があります。

書道とは、筆法に従って筆意を持って筆勢に表すこと、

と言えます。

筆法(ひっぽう)

筆法とは文字を書くときの基本やきまり事など、

書道の方法論のことを指します。

筆法にはその他に下筆の方法、点・画の組み立て方、

中心線の書き方、縦線、横線の間隔、

偏や旁の書き方などがあります。

筆意(ひつい)

筆意とはどんな感じに書くか、どのように表現するかなど、

文字を書く人が書道に込める感情や

気持ちのことを言います。

この筆意という部分が、

書く人の「意」が込められるのです。

筆勢(ひっせい)

文字の形や墨のにじみ、かすれ具合や作品の勢いなどの

個性や特色のことを筆勢といいます。

いうなれば、筆の技術が表れる部分です。

いかにして自分の感情を筆に載せるか、

そこが書道の表現の本意と思います。

書道教室-4

お気軽に体験学習ください 初心者の方が多くいらっしゃいます、気楽に楽しく学習が出来ます。

お仕事など多忙で教室に参加が困難な方は

下記、『美漢字ノート』をご利用ください

ペン字の基本から丁寧な。動画解説

ペン字学習の基本偏、ペン字学習実用偏、ペン字応用編などと

ステップに合わせて学習が出来ます。

2015-5-3

『美漢字ノート』

よく物事が上手になることを「腕を上げる」と言います。

書道が上達することを指す。

筆の構えがいかに大事かということがわかります。

書道の構え方において重要なのは、肩の力を抜き自然に構えることです。

腕法(わんぽう)と呼ばれる腕を構える方法にもいくつかの種類があり、

一般的なものとして

①懸腕法

②提腕法

③枕腕法

というものがあります。

懸腕法(けんわんほう)

肘(ひじ)を机につかないよう浮かせて書く方法。

わきを明け、肩の筋肉を使って外側に肘を広げます。

ひじや手首を固定しないことにより、

骨盤より上から体全体を使って、ダイナミックな運筆ができます。

漢字半紙課題などこの手法を使い。後の記述の様の双鉤法(そうこうほう)《2本がけ》

提腕法(ていわんほう)

ひじは軽く紙の上に置きすべるように書きます。

細字やかなを書く時などの筆法です。

懸腕法に比べて支えがあるため、

筆が安定しやすいというメリットがあります。

枕腕法(ちんわんほう)

枕腕法の「枕」とは「まくら」のこと。

左手の甲を枕のようにして右手首をのせ

左手と一緒に動かしながら揮毫します。

筆を「枕」を使い固定する構え方なので

、筆先が安定して、細かい文字などを書く方法です。

筆の持ち方

筆の持ち方にも方法があります。

単鉤法(たんこうほう)

 

双鉤法(そうこうほう)

大きく分けると指二本をで持つ単鉤法(たんこうほう)と 、

指三本を使って持つ双鉤法(そうこうほう)とがあります。

双鉤法(そうこうほう)、2本がけとも言います。

単鉤法(たんこうほう)

001

単鉤法(たんこうほう)

親指と人差し指で筆の軸を軽く持ちます。筆に中指、薬指、

小指を軽く添えます。指が3本かかるので細かい文字を

書くのに適していて、枕腕法や提腕法などの

腕法とあわせることで筆が安定します。

「単鉤法」という難しい名前ですが、

指の置き方などを見ますと、

鉛筆やボールペンなどを使う

際の持ち方に似ています。

鉛筆持ちに近いので、
筆が斜めに倒れないように注意が必要です。

双鉤法(そうこうほう)

003

双鉤法(そうこうほう)、2本がけとも言います。

筆の軸に人差し指と中指を筆の前に持ってきて、

中指と薬指で筆を支える形となります
私は、大筆も小筆も両方とも双鉤法です。
筆をしっかり持つことができるので、

安定した線が書けます。

始めての方には、安定した線を習得するためにも、

双鉤法をおすすめします。
どちらの持ち方にした場合でも筆は必ず

紙と垂直になるように構えることが重要です。
鉛筆持ちのように斜めに持ってしまうと、

側筆の、のっぺりとした浅い線になり、
筆の動きの自由度も少なくなります。

筆を垂直に持ち、手首は使わず、腕全体、

腰から上で字を書くように心がけてください。

廻腕法(かいわんほう )

腕法の一。親指と他の4指の先で筆管をつまみ持つ執筆法で

特殊な腕の構え方。

親指と人差指との上を水平にし、指頭に力を集中し、

筆が体の正面にくるようにする。わが国では、

明治の初め楊守敬(ようしゅけい、明治13年42才の時、

清の駐日大使の随員として来日)によって伝えられた。

日下部鳴鶴がこの法を用いていたことは有名。

日下部鳴鶴写真

日下部鳴鶴の揮毫している姿です。これが廻腕法です。

IMG_5732

廻腕法(かいわんほう )

書道の三要素

書道には書き方として重要な

① 筆法(ひっぽう)、

② 筆意(ひつい)、

③ 筆勢(ひっせい)

の3大要素があります。

書道とは、筆法に従って筆意を持って筆勢に表すこと、

と言えます。

筆法(ひっぽう)

筆法とは文字を書くときの基本やきまり事など、

書道の方法論のことを指します。

筆法にはその他に下筆の方法、点・画の組み立て方、

中心線の書き方、縦線、横線の間隔、

偏や旁の書き方などがあります。

筆意(ひつい)

筆意とはどんな感じに書くか、どのように表現するかなど、

文字を書く人が書道に込める感情や

気持ちのことを言います。

この筆意という部分が、

書く人の「意」が込められるのです。

筆勢(ひっせい)

文字の形や墨のにじみ、かすれ具合や作品の勢いなどの

個性や特色のことを筆勢といいます。

いうなれば、筆の技術が表れる部分です。

いかにして自分の感情を筆に載せるか、

そこが書道の表現の本意と思います。

書道教室-4

お気軽に体験学習ください 初心者の方が多くいらっしゃいます、気楽に楽しく学習が出来ます。

 

お仕事など多忙で教室に参加が困難な方は

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