『千字文』(せんじもん)は、中国で子供に漢字を教えるために用いられた四言絶句の漢文の長誌です
武帝が、文官の周興嗣(470-521)に文章を作らせたそうです。周興嗣は,皇帝の命を受けて一夜で千字文を考え,
皇帝に進上したときには白髪になっていたという伝説があります。
千字文は「天地玄黄」から「焉哉乎也」まで、天文、地理、政治、経済、社会、歴史、倫理(りんり)などの森羅万象について述べた、
4字を1句とする250個の短句からなる韻文(いんぶん)で作られています。
智永(ちえい、生没年不詳)は書聖王 羲之(おう ぎし)の7世の孫にあたります。
智永の『真草千字文』は、日本に伝わる真蹟本として著名です。
月刊競書雑誌『不二』3月号、P5の鯉城先生の解説を再度精読して、
草書体の書き方を、有段の方は『五體字類』で確認して
しっかりと草書体を頭に入れて練習ください。
鯉城先生ですら、参考手本 100枚/一日揮毫しても納得がいかず、3日、300枚書いて
参考手本としています。
皆さんは当然最低でも 300枚から1000枚くらい書いて、筆の動き、リズム、
線の遅速、墨色の納得いく紙の選択(自分の表現が出来る半紙)をしてください。
いく作品にチャレンジください。

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